『量刑実務大系第5巻　主要犯罪類型の量刑』

殺人罪〔西田眞基・小倉哲浩・中川綾子〕
はじめに
第1 節　類型，動機，経緯
第1 金銭利欲型／第2 無差別殺人型／第3 犯行発覚防止・罪責回避型／第4 暴力団犯罪型／第5 動機不明型／第6 怨恨による危害計画型／第7 偶発激情型／第8 憤懣累積型／第9 痴情型／第10 児童虐待型／第11 妄想等の影響型／第12 防衛型／第13 心中型／第14 忍従反動型／第15 家族介護型／第16　嬰児殺型／第17　その他

第2 節　犯行態様
第1 凶器別の検討／第2 殺意の内容／第3 計画性
第3 節　結果等
第1 結果の考慮の在り方／第2 被害者の数／第3 未遂罪における傷害の程度／第4 遺族・被害者の処罰感情／第5 示談・弁償
第4 節　その他の事情
第1 被告人の犯行当時の精神状態と量刑／第2 共犯事件と量刑／第3 犯行後の態度等と量刑／第4 犯罪の社会的影響と量刑／第5 被告人の年齢と量刑／第6 被告人の前科，前歴等と量刑
おわりに
補　論

現住建造物等放火罪〔宮崎英一・伊藤寿・鈴嶋晋一〕
第1 はじめに
第2 全体的な量刑の概観
第3 個別の量刑因子の検討

1 　犯行動機／2 　故意の態様／3 　放火の態様／4 　建造物／5 　結　果／6 　減軽事由の存在／7 　性別，年齢による影響／8 　前科による影響
第4 特に重い刑，軽い刑が言い渡された事案の特徴
1 　特に重い刑（懲役10 年以上）が言い渡された事案の特徴／2 　執行猶予，3 年以下の実刑が言い渡されている事案の特徴
第5 まとめ
補　論

強姦致傷罪〔並木正男・石川恭司・丸田顕〕
第1 はじめに

第2 検討対象事案の概観

第3 被害者が1 名の事案に関する分析

1 　検討対象事案の概要／2 　犯行動機／3 　犯行態様／4 　構成要件的結果／5 　構成要件的結果以外の結果について／6 　被害者の処罰感情について／7 　慰謝的措置の有無について／8 　被告人の犯行後の態度等／9 　前科・犯罪傾向・常習性／10　一般情状
第4 被害者が複数の事案に関する分析
1 　序／2 　量刑傾向／3 　被告人に関する事情／4 　被告事件に関する事情／5 　被害者・被害結果に関する事情／6 　個別事案の検討
第5 総　括
補　論

強盗致傷罪〔樋口裕晃・植野聡・三上孝浩〕
第1 はじめに
第2 量刑要素の事前検討

第3 各視点からの考察

1 　類型からの考察／2 　凶器使用との関係／3 　件数との関係／4 　被告人の年齢との関係／5 　結果からの考察／6 　その他
第4 まとめ
補　論