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判例タイムズ社
◆知財高裁・東京地裁知財部と日弁連知的財産制度委員会との意見交換会(平成18年度)/日本弁護士連合会知的財産制度委員会◆知財高裁における審決取消訴訟(特許・実用…
2096円(税込)
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判例タイムズ 1240号 (2007年08月01日発売)
◆知財高裁・東京地裁知財部と日弁連知的財産制度委員会との意見交換会
(平成18年度)/日本弁護士連合会知的財産制度委員会
◆知財高裁における審決取消訴訟(特許・実用新案)の審理について/岡本 岳
◆最近の特許権侵害訴訟について/設樂隆一
◆進歩性に関する知財高裁判決の概観3 —2006年9月〜10月言渡分/審決取消訴訟
/田中昌利
■公害環境紛争処理の理論と実務3〔裁定書研究会〕
第三 原因裁定・責任裁定手続と要件事実論/河村 浩
■会社判例プラザ31—服部榮三(東北大学名誉教授)監修
取締役解任・選任に関する株主総会決議不存在確認の訴えの利益
〔福岡地裁平成16年4月27日判決,金融・商事判例1198号36頁〕/中島弘雅
◆実務現代刑事法(その1)/植村立郎
■世界の司法103—その実像を見つめて
連邦地方裁判所におけるロー・クラークの役割,裁判官とロー・クラークの関係
/上村善一郎
判例紹介 全22件(最高裁判例6件) 細目次は本号冒頭頁
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◆特 報
[民 法]
1 (最高裁第三小法廷平19.4.24判決) 内縁の夫の運転する自動車に同乗中に第三者の運転する自動車との衝突事故により傷害を負った内縁の妻が第三者に対して損害賠償を請求する場合にその賠償額を定めるに当たり内縁の夫の過失を被害者側の過失として考慮することの可否
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◆特 報
[民 法]
1(最高裁第三小法廷平19.4.24判決)
内縁の夫の運転する自動車に同乗中に第三者の運転する自動車との衝突事故により傷害を負った内縁の妻が第三者に対して損害賠償を請求する場合にその賠償額を定めるに当たり内縁の夫の過失を被害者側の過失として考慮することの可否
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◆速 報
[諸 法]
1 中国人強制連行広島訴訟等上告審判決(①最高裁第二小法廷平19.4.27判決)(②最高裁第一小法廷平19.4.27判決)
「日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明」5項と日中戦争の遂行中に生じた中華人民共和国の国民の日本国又はその国民若しくは法人に対する請求権の帰すう(①,②事件)
[特別刑法]
2 いわゆる1億円ヤミ献金事件控訴審判決(東京高裁平19.5.10判決)
政治団体である派閥の会計責任者の供述の信用性が肯定され,派閥の会長代理であった被告人に,会計責任者との共謀による政治資金規正法違反の罪が成立するとされた事例
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◆最高裁
[情報公開]
1(最高裁第三小法廷平19.4.17判決)
愛知県の食糧費支出に関する予算執行書等の文書中に愛知県公文書公開条例(昭和61年愛知県条例第2号。平成12年愛知県条例第19号による全部改正前のもの)所定の非公開情報に当たらない公務員の懇談会出席に関する情報とこれに当たる公務員以外の者の懇談会出席に関する情報とが記録され両情報に共通する記載部分がある場合において前者の公務員の懇談会出席に関する情報に係る記載部分がすべて公開すべきものとされた事例
[民 法]
2(最高裁第三小法廷平19.4.3判決)
精神科病院に入院中の患者が消化管出血による吐血等の際に吐物を誤嚥して窒息死した場合において担当医に転送義務違反等の過失があるとした原審の判断に違法があるとされた事例
[刑事訴訟法]
3(最高裁第三小法廷平19.4.9決定)
第1審の無罪判決に対し検察官が控訴を申し立て控訴審に係属中に所在不明となった被告人に対する公判期日召喚状等の付郵便送達が有効とされた事例
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◆行政裁判例
[行政法一般]
1(東京高裁平18.9.20判決)
弁護士の私生活上の行為を理由とする戒告処分が相当であるとされた事例
2(名古屋地裁平18.8.10判決)
1 受刑者に対する調髪処分と行政事件訴訟法37条の4第1項の「重大な損害を生ずるおそれ」の有無
2 性同一性障害を有する男子受刑者に対する調髪処分の差止請求が棄却された事例
[国家補償法]
3(さいたま地裁平18.6.9判決)
埼玉県警察の捜査の懈怠等を理由とする埼玉県に対する国家賠償請求が認められなかった事例
[租税法]
4(さいたま地裁平18.6.9判決)
外国法人株式の消却によるみなし配当所得が認められた事例
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◆労働裁判例
[個別的労働関係]
1(東京高裁平18.11.22判決)
航空会社の客室乗務員が,国際線に乗務するため滞在していたホテルにおいて,脳動脈瘤の破裂に起因するくも膜下出血を発症したことについて,業務起因性を認めて,療養補償給付請求等に対する不支給決定が取り消された事例
2(千葉地裁平17.9.27判決)
客室乗務員が滞在先のホテルでくも膜下出血を発症して療養及び休業したことにつき業務起因性が認められた事例
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◆民・商事裁判例
[民 法]
1(東京地裁平18.6.26判決)
従業員持株会が書面決議によって解散したとして,会員の持株会に対する持分確認請求などが認められなかった事例
2(東京地裁平18.1.20判決)
不動産売買契約において,対象建物に白ありの侵食による欠陥があるとして,宅地建物取引業者である売主に対して瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求は認められたが,不法行為及び債務不履行に基づく損害賠償請求は認められなかった事例事例
3(東京高裁平18.2.16判決)
保育園における園児の他の園児に対するいじめ行為につき,親権者に監督者責任が認められ,慰謝料請求が認容された事例
4(函館地裁平17.10.13判決)
くも膜下出血を発症した患者に対するクリッピング術の施行中,動脈瘤が破裂して大量出血が生じ,患者に重篤な後遺障害が残った場合,担当医師に止血対策上の注意義務の懈怠があったとして,病院側の損害賠償責任が認められた事例
[商 法]
5(名古屋地裁平18.12.18判決)
保険契約申込書及び保険証券の「車両所有者(車両被保険者)」欄に所有権留保者(ローン会社)の名前が記載されている場合は,所有権留保売買における買主は,自己のために車両保険契約を締結したものとは認められない
[知的財産]
6(東京地裁平19.1.26判決)
「杏林ファルマ株式会社」なる商号の使用が不正競争行為に該当するとされた事例
[民事執行法]
7(高松高裁平18.10.23決定)
甲不動産,乙不動産,丙不動産それぞれにつき引渡義務を負う者が複数ある場合における民執法42条1項の執行費用額の算定方法の一事例
[倒産処理法]
8(東京高裁平18.10.31判決)
商品取引員の破産に備えて委託者債権を保全するための補償基金制度による委託者への代位弁済をした者につき,弁済が保証による一部弁済であり,委託者債権者が破産届出債権の全額について満足を得ない限り,破産債権者として権利行使することができないとされた事例
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◆刑事裁判例
[刑 法]
1(和歌山地裁平18.6.28判決)
強姦しようとした犯人が,姦淫の直前に被害者からの口淫の申出に応じて姦淫を止めた行為が中止未遂に該当しないとされた事例
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